このブログはポッドキャスト Backstage M3エピソード26(アスリートと一般の方の違い)の概要をブログにしています。ぜひポッドキャスト本編をご視聴ください。本編は
https://www.youtube.com/playlist?list=PLoe4L3-eXkv57rBqwI8TAuRs8ZZSTPvCk からご視聴いただけます。
「アスリートをみているトレーナーはすごい」という声をよくいただきますが、実はアスリートも一般の方も骨格や筋肉の基本構造は全く同じです。 特別な筋肉があるわけでもなく、コンディショニングで行うアプローチの考え方にも大きな違いはありません
しかし、現場で身体と向き合う中で感じる「決定的な差」が4つ存在します
今回は、プロのアスリートと一般の方の身体の反応や意識の違いについてお話しします
1. 痛みに対する強さと表情の出方
アスリートは普段から激しい接触や強い負荷に晒されているため、痛みや刺激に対して非常に強い耐性を持っています
一般の方なら声を上げるようなアプローチでも、表情を変えずに「効いているな」と感じる程度で受け止めることができます
また、強い刺激やストレスを受けたときに顔の片側だけで噛み締めるような表情の癖も観察の対象です
顔の筋肉の使い方を変えるだけでも、脳神経のパターンが変化し、痛みに対する感覚が変わるのは非常に面白いポイントです
2. 体格の大きさと扱う重量の違い
単純な違いとして、アスリートは体が大きく体重が100kgを超える選手も珍しくありません
例えば脚1本を持ち上げて動かすだけでも、一般の方とは比べものにならないほどの重量と負荷がかかります
施術する側も自分の体を効率よく使い、負担をかけないようにコントロールする技術が求められます
体が大きいぶん動かすだけでもエネルギーを使いますが、行うコンディショニングの基本は変わりません
。
3. 小さな変化を感じ取る高い感度と意思疎通の速さ
アスリートは毎日自分の身体と深く向き合っているため、「ちょっと力が入りやすくなった」「少し反応が遅れた」という微細な変化を敏感に察知できます
トレーナーが手で感じ取った評価と本人の感覚がすぐに一致するため、意思疎通が非常にスムーズに進みます
解剖学的な専門用語を知らなくても、言われた動きを自分の身体で具現化・再現する能力に長けているのも大きな特徴です
普段から身体の声に耳を傾ける習慣があるからこそ、変化を素早く捉えて自分のものにできるのですね
4. 特定の筋肉を使わせたときの落とし穴と戻りの早さ
アスリートはパワーがあるため、サボっている筋肉があっても他の強い筋肉で強引に代償動作(ごまかし)ができてしまいます
そのため特定のアプローチをすると、一般の方と同じ力であっても「全く力が入らない」という意外な弱点が浮き彫りになることがあります
使えていなかった筋肉が活性化すると劇的な変化を感じやすい反面、日常的に強い刺激を受けているため元の状態に戻るスピードも速い傾向があります
一般の方であってもアスリートであっても、使えていない筋肉を呼び覚まして全体のバランスを整えるという根本的なアプローチは全く同じなのです
💡 今日のまとめ
・アスリートと一般の方で身体の構造やコンディショニングの基本アプローチに違いはありません
・アスリートは痛みへの耐性が高く、自分の身体の微細な変化を敏感に感じ取る感度に優れています
・自分の身体と日常的に向き合い、変化を観察する姿勢を真似することが健康な体づくりの第一歩です
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