このブログはポッドキャスト Back stange M3エピソード34(自律神経の話)の概要をブログにしています。ぜひポッドキャスト本編をご視聴ください。本編はhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLoe4L3-eXkv57rBqwI8TAuRs8ZZSTPvCk からご視聴いただけます。
自律神経が乱れているように感じる、整えるセッションをしてほしい、といったお悩みをよく伺います。 自律神経には、体をアクティブにする「交感神経」と、回復を促す「副交感神経」があります。どちらが良い悪いではなく、夏と冬のように両方がバランスよく存在することが絶対に必要なのです。
しかし、常に未来の心配や過去の失敗を考えて脳をフル回転させている現代人は、常に交感神経が優位になり、リラックスして回復する時間を失ってしまっています。 今回は、意外なところに潜む自律神経の乱れの引き金と、自宅で今すぐできる簡単な回復スイッチについてお話しします。
1. 脳は平気でも体が悲鳴を上げた、歯の薬による「3ヶ月の不調」
私自身、精神的なストレスは全く感じていないと思っていた時期に、激しい体調の乱れを経験したことがあります。それは、歯の治療をしていたときのことです。
虫歯治療で歯の内部に埋めた薬に対して、私の体が「異物を排除しよう」と過剰な防御反応を示してしまいました。 治療中の3ヶ月間、どれほど睡眠や食事に気を使っても、口角が常に切れ続けて円形脱毛症にまでなってしまったのです。
精神的に落ち込んでいなくても、物理的な薬や化学的な刺激が引き金となり、自律神経は大きく乱れてしまいます。 体に不要なものを極力入れない努力がいかに大切であるか、身を以て実感した出来事でした。
2. 犬のように「今この瞬間」を生きる心のゆとり
仕事が終わって落ち着いたはずの夜の時間帯でも、「明日はあの作業をしなければいけない」と頭の中で思考を巡らせてはいませんか。 脳が休まらないと、血管は収縮したままで、体はいつまで経っても修復モードに入ることができません。
ここで、身近にいる犬たちを観察してみてください。 彼らは「明日のご飯はどうしよう」「昨日の散歩の失敗は悪かったな」などと絶対に考えていません。常に「今この瞬間」だけを真っ直ぐに生きています。
人間は脳が発達した素晴らしい生き物ですが、その機能が未来の不安や過去の呪縛という「過剰な防衛反応」として体に牙を剥いてしまうことがあります。 1日の終わりには思考を一度リセットし、今に集中する時間を作ることが、回復のために不可欠です。
3. 血管をガバッと広げる、最も簡単な「口元テープ」習慣
自律神経を強制的に回復モードへ切り替えるために、私が毎日10年以上欠かさず続けているのが、寝る時に口にテープを貼る「鼻呼吸の強制」です。
寝ている間に口が開いて口呼吸になってしまうと、自律神経は緊張し、眠りの質は著しく低下します。 これを防ぐために、枕元にテープを用意し、寝る直前に口を閉じるようにテープを貼って寝るのです。
鼻呼吸をすると、鼻腔の中で「一酸化窒素(NO)」が分泌されます。 一酸化窒素には血管を強力に拡張させる作用があるため、全身の血液循環が劇的に良くなり、翌朝のすっきりとした回復感が全く異なるものになります。 お風呂にゆっくり浸かって深部体温を上げ、口にテープを貼って深く眠る。これだけで、乱れた自律神経は驚くほど美しく整っていきます。
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