【ストレスの7割減】相手に「期待しない」賢い生き方と、3600通りの個性を見極めるコミュニケーション術

このブログはポッドキャスト Back stange M3エピソード56(人間関係について)の概要をブログにしています。ぜひポッドキャスト本編をご視聴ください。本編はhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLoe4L3-eXkv57rBqwI8TAuRs8ZZSTPvCk からご視聴いただけます。

日々の暮らしの中で、「なんだか最近心が疲れているな」と感じることはありませんか。

その疲れの原因について多くの方に伺ってみると、仕事のハードさのような肉体的な疲れではなく、メンタル的な部分、特に「人間関係」に大きな原因があることが非常に多いです。

実際、人が抱えるすべてのストレスや悩みのうち、人間関係が占める割合は、多い人で実に70%以上、平均しても3〜4割にのぼると言われています。

人との付き合いを良くするために、私が約10年前に学び、今でも私自身の人生を精神的に大きく救い続けてくれている、極めて重要で強力な2つの心の技術について解説します。

1. 他人に「期待しない」という、愛情に裏打ちされた1つの大原則

人間関係におけるトラブルや、そこから生まれる怒り・悲しみといった感情は、そのほとんどが「相手に対する勝手な期待」から生じています。

家族、友人、あるいは職場の部下や上司に対して、「普通これくらい言わなくてもやってくれるだろう」「どうしてお願いした通りに動いてくれないのだ」とイライラしてしまうことはありませんか。

ですが、それはこちらの頭の中にある「これくらいやってほしい」という期待値を、相手が下回ってしまったことで、勝手に憤慨しているに過ぎないのです。どれほど密接な関係であっても、他人は自分とは全く異なる独自の思考を持つ独立した存在です。

私は、人に対して「過度な期待をしない」ことを徹底して意識しています。

これは一見すると冷淡な冷たい態度に思えるかもしれませんが、実はその逆です。期待をしないということは、相手の行動を自分の物差しでコントロールしようとしないということであり、期待値を最初からフラットにしているからこそ、相手が何かをしてくれた時に心から感謝できるようになるのです。

2. 1から10を一気に伝えない。相手の理解力に合わせた「3分割」の技術

私たちは、何かを相手に伝えようとするとき、自分が1から10まで知っているからといって、それを一気に相手に流し込んでしまいがちです。

しかし、情報を理解し、自分の知識として消化するスピードは人によって全く異なります。

セッションをしていても、口では「はい、はい」と返事をしていても、目が泳いでいて「あ、これは絶対に理解できていないな」と分かってしまう場面が多々あります。

相手が本当に理解できているかどうかを確かめたいときは、「私が今お伝えしたことを、あなたの言葉に直して、どう感じたか言ってみてください」と促すのが最も効果的です。自分の言葉に置き換えられないということは、脳の中で咀嚼できていない証拠なのです。

相手の反応や顔色を観察しながら、例えば10分間の説明時間があるとしても、一気にすべてを話すのではなく、まずは「1から3」までの重要なポイントだけを丁寧に伝えるようにします。

そして、次の機会にその「3」の理解度を復習しながら「4から6」へと進めていく。このような丁寧なステップを踏むだけで、説明のズレによる無駄なストレスは劇的に削減されます。

JFAアカデミー福島などでも、「言葉だけで絵の形を説明し、それを聞いた相手が全く同じ絵を正確に描けるか」という、主観を排除して客観的に物さを説明するトレーニングが教育プログラムとして取り入れられています。

「右側に、これくらいの大きさのドアがあって」と、誰が聞いても同じ形が思い浮かぶように客観的な言葉を尽くすこと。この意思疎通の技術を磨くことこそが、良好な人間関係を構築する土台になるのです。

3. 「諦める」の真の意味。3600通りの個性を明らかに見極めて認める

人間関係のストレスを消すもう1つの強力なアプローチが、「諦める」という心の持ち方です。

ここでの「諦める」は、投げやりになって「もうあの人はどうでもいい」と放り出すようなネガティブな意味ではありません。本来の仏教用語に由来する意味である「その人の個性を明らかに見極めて、ありのまま認める」という、極めてポジティブな受容の姿勢です。

私は、生年月日などをベースにした約3600通りに分類される特性分析の学問を学び、日々のコンディショニング現場でも、相手に最適な接し方を選ぶための参考にしています。

例えば、「ひまわりの種」を持っている人は、燦々と降り注ぐ夏の太陽と暑い環境があってこそ、大輪の花を咲かせることができます。そのひまわりの種に対して、「なぜ冬に花が咲かないのだ」「どうして夜に元気に動けないのだ」と周りが冬の環境を強制して責めるのは、あまりにもナンセンスですよね。逆に、冬の厳しい寒さや夜の静けさの中でこそ、美しく育つ花や野菜も存在しているのです。

人にはそれぞれ、生まれ持った「種(個性)」が必ず存在します。

自分とは異なる特性の種を持っていることを明らかに見極め、「あの方は自分とは違う種なのだから、その種に合った声掛けや接し方をするのが自然だな」と受け入れること。

このポジティブな諦め(明らめる)ができるようになると、他人に自分のエゴを押し付けることがなくなり、摩擦は完全に消え去ります。

💡 今日のまとめ

  • 他人に勝手な期待をするのをやめるだけで、期待値のズレから生じる人間関係の怒りやイライラの大部分を防ぐことができます。
  • 相手の理解のスピードに合わせて情報を細かく分割して伝え、本人の言葉で語り直してもらうことが、確実な意思疎通への近道です。
  • 「諦める」とは、相手の特性(種)を「明らかに見極めて、ありのまま認める」ことであり、無駄な衝突を避けてお互いの個性を尊重するための叡智です。

ポッドキャスト更新中

セッションで行うエクサササイズの背景、セッション中ではあまり話していない健康の事、個人的な物の捉え方などをお伝えするおよそ15分のポッドキャスト

*10回に一回(1の付くエピソード)はM3ホリスティック栄養学の話をしています

こうゆう想いでやってますというのをお伝えしています