【適応の強さ】激変する時代を生き残る「シロアリの知恵」と、絶対にブレてはいけない1つの信念

このブログはポッドキャスト Back stange M3エピソード53(変わっていいこと、いけないこと)の概要をブログにしています。ぜひポッドキャスト本編をご視聴ください。本編はhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLoe4L3-eXkv57rBqwI8TAuRs8ZZSTPvCk からご視聴いただけます。

近年、世界中を巻き込む急激な物価の上昇や、耐え難いほどの夏の猛暑など、私たちの取り巻く環境は凄まじいスピードで変化し続けています。
「昔はこうだったのに」「これまでのやり方が通用しなくなってきた」と、急激な時代の変化に対して不安や葛藤を抱えている方は非常に多いはずです。 今回は、時代の荒波の中で「変えてもいい手法」と「絶対に変えてはいけないアイデンティティ」の境界線、そして本当の強さの定義についてお話しします。

1. コロナ禍が変えてしまった宮古島の「何もないこと」の美しさと葛藤
私は海がとても好きなのですが、実は全く泳げません(笑)。それでも綺麗な海を眺めて静かに過ごす時間が好きで、過去5年ほどの間に、沖縄の宮古島や石垣島へ何度も足を運びました。
特に数年前のコロナ禍の時期に訪れた宮古島は、観光客もほとんどおらず、そこにはただ、透き通った青い海と、静寂に満ちた満天の星空が広がっていました。 東京という、モノや情報、人が異常なほど過剰に溢れかえっている大都会に住んでいるからこそ、その島の「何もない贅沢」に心から救われ、魅了されたのです。
しかし、パンデミックが落ち着きを見せるにつれ、テレビやSNSでは島がどんどん再開発され、新しいリゾートホテルや近代的な商業施設が次々と立ち並び、観光地価格として物価が高騰していく様子が映し出されるようになりました。 もちろん、地元の方々の生活や経済の発展にとっては必要な変化です。 しかし、かつてそこにあった「素朴で静かな何もない美しさ」に憧れて通っていた者としては、どこか少し寂しく、失われていく風景に対して複雑な葛藤を抱かざるを得ません。環境の変化というのは、常にこうした光景を私たちに見せてきます。

2. 強さとは「腕力」ではない。環境の変化にアジャストできる者だけが生き残る
歴史を振り返ってみたとき、地球上で最も強靭な肉体と圧倒的な武力を誇っていたのは、巨大な恐竜たちでした。 しかし、巨大な隕石の衝突によって激変した氷河期の「環境の変化」に自分の体を適応させることができず、彼らは1頭残らず絶滅してしまいました。
一方で、踏み潰されれば一瞬で命を落としてしまうほど脆く小さかったアリなどの生物は、その優れた適応能力によって、大絶滅の危機を乗り越えて現代まで脈々と命を繋ぎ、その絶対数を増やし続けています。
この自然界のルールは、現代を生きる私たちのビジネスや健康管理においても、全く同じことが言えます。 「強さ」とは、筋肉の量や力、あるいは資金の力そのものではありません。 **「目まぐるしく変化する周囲の環境に対して、自分をいかに柔軟に適応(アジャスト)させていけるか」**という、しなやかな適応力こそが、真の強さの定義なのです。

3. 変わっていいアプローチと、絶対に変えてはいけないアイデンティティ
変化の激しい時代を生き残るために自分を適応させる必要がありますが、だからといって自分の「軸(根幹)」までブレさせてしまっては、自分らしさ(アイデンティティ)を見失ってしまいます。
私がこのセラピストという職業を選び、M3を立ち上げた原点には、「人間の体の代償運動を追求し、関節の連動性や運動学習を通じて、世の中の健康寿命を根本から引き上げたい」という、強烈な興味と情熱があります。 この**「何のためにこの仕事をしているのか」という初心やビジョンは、どれだけ時代が変わり、物価が上がろうとも、1ミリたりとも変わることはありませんし、変えてはいけません。**
しかし、そのビジョンを実現するための「具体的な手法やツール、トレーニングのやり方」は、科学の進歩や時代のニーズに合わせて、どんどん新しいものへ変化させていくべきです。 守るべき大切なコアはしっかりと固定し、表現方法やアプローチは柔軟に変えていく。この絶妙なバランスこそが、自分自身を壊さずに進化し続けるための絶対的なルールなのです。

💡 今日のまとめ
* 環境や街の変化に対する葛藤はありますが、時の流れや周囲の変化を拒絶するのではなく、それを受け入れる姿勢が大切です。
* 本当の強さとは、巨大な力や筋肉ではなく、変化する厳しい環境に対して自分をしなやかにアジャスト(適応)させられる能力にあります。
* 初心やビジョンといった自分の「軸(変わってはいけないこと)」は強固に守りつつ、アプローチや手法(変わっていいこと)は柔軟に進化させていくことが重要です。


ポッドキャスト更新中

セッションで行うエクサササイズの背景、セッション中ではあまり話していない健康の事、個人的な物の捉え方などをお伝えするおよそ15分のポッドキャスト

*10回に一回(1の付くエピソード)はM3ホリスティック栄養学の話をしています

こうゆう想いでやってますというのをお伝えしています