このブログはポッドキャスト BackStage M3~ep.14~の内容をブログにしています
「M3 Sports Therapy」で行っているトレーニングの根本的な考え方、いわば私のアイデンティティとも言えるお話をしたいと思います。
ジムでのトレーニングと聞くと、「重いバーベルを持ち上げて、筋肉を大きくする」というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、M3ではそういった力任せのトレーニングは行っていません。それには、僕自身の苦い「失敗談」が関係しているんです。
1. 筋トレにハマって、3年間頭痛に苦しんだ過去
僕がアメリカの大学で運動学(キネシオロジー)を学んでいた頃、月々たった30ドルで通える巨大なジムがありました。周りのアメリカ人たちが体を大きくしているのを見てかっこいいなと思い、僕も毎日ジムに通って重いものを持ち上げ、筋肉を大きくするトレーニングにのめり込んでいきました。
体が大きくなっていく実感が楽しくて仕方がなかったのですが、何年か経った頃、トレーニングの後に激しい頭痛に襲われるようになったんです。薬を飲んでごまかしていましたが、その頭痛はなんと3年近くも続きました。
原因を探った結果、僕は「姿勢の悪化」に行き着きました。重いものを持ち上げるために「大きい筋肉」ばかりを酷使した結果、体のバランスを取るための「小さい筋肉」が全く使えておらず、全身のバランスが大きく崩れてしまっていたのです。
2. 大が小に負け、小が大に勝つ
この経験から、僕は「重いものを扱える人間ではないのに、無理やり筋肉を大きくしようとしたのが間違いだった」と痛感しました。小さい筋肉(基礎)を扱えない人間に、大きい筋肉は扱えなかったのです。
これは、自然界の法則にも似ています。かつて地球には巨大な恐竜が存在していましたが、気候変動という環境の変化に適応できず絶滅してしまいました。一方で、小さくてか弱い白蟻や昆虫たちは、環境に適応し、世代を超えて今も生き残っています。
物理的な大きさが「真の強さ」ではありません。長い年月を生き抜くために本当に必要なのは、環境の変化に適応できる「柔軟性」と「バランス」なのです。トレーニングも同じで、一発逆転の大穴を狙うギャンブラーのように大きな筋肉だけを求めるのではなく、小さく確実な動きを積み重ねることこそが、結果的に一生使える強い体を作ります。
3. 複雑で小さい動きが、脳と体を活性化する
M3 Sports Therapyでは、一見地味で小さなトレーニングをたくさん行います。しかし、ただ小さい動きをしているわけではありません。
関節や小さな筋肉を使った「複雑な動き」を繰り返すことで、脳には強い刺激が送られます。すると、太い川から枝分かれして細い川へ水が流れていくように、全身の隅々にまで新鮮な血液が行き渡るようになるのです。同じ筋肉ばかりを単調に動かすのではなく、体を複雑に動かすこと。これこそが、全身の血流を良くし、本当の意味での「健康」を手に入れる最大の近道です。
大きい筋肉ばかりに頼るのではなく、まずは自分の中の「小さな動き」に目を向けてみませんか?
【M3 Sports Therapyからのご案内】
■ホリスティック栄養学カウンセリング 今回のエピソードの中で「何を食べるかだけでなく、一口一口味わって『どのように食べるか』が人間性を表す」というお話をしました。食事もトレーニングと同じで、表面的なカロリーという「数字(大きさ)」だけを気にするのではなく、自分自身の体質や心の状態という「見えない部分(細部)」に目を向けることが大切です。
「カロリー制限をしているのに調子が悪い」「自分に合った食事が知りたい」という方は、ぜひ『ホリスティック栄養学カウンセリング』をご利用ください。
- 料金: 11,000円(税込)
- 時間: 60〜75分
- 対応形式: 店舗での対面セッション、またはオンラインのどちらでも対応可能です。
■マンスリーパスポート(1ヶ月通いたい放題) 「長年染み付いた体の悪い癖(バランスの崩れ)を、短期間で一気に変えたい!」という方のために、非常にお得なパスポートをご用意しています。
- 料金: 84,000円(税込)
- 内容: 1ヶ月間、M3 Sports Therapyのセッションに通いたい放題
- 定員: 毎月限定3名様
一人ひとりのお体に合わせた最適な「小さい動きの積み重ね」を、僕がマンツーマンで徹底的にサポートいたします。 定員になり次第締め切りとなりますので、詳細につきましてはぜひお気軽にお問い合わせください!皆様からのご連絡をお待ちしております!

