【糖化は焦げ】食後の眠気はイエローカード!血糖値コントロールが究極のアンチエイジングである理由

このブログはポッドキャスト Back stange M3エピソード51(栄養シリーズ:血糖値の事)の概要をブログにしています。ぜひポッドキャスト本編をご視聴ください。本編はhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLoe4L3-eXkv57rBqwI8TAuRs8ZZSTPvCk からご視聴いただけます。


最近、私自身の体を使ってある実験を始めました。24時間いつでもリアルタイムに血糖値の変動が測定できる「リブレ」というデバイスを体に装着してみたのです。
血液検査の数値とはまた少し違うのですが、細胞の間質液にある糖の量を常に測定し、何を食べたらどれくらい血糖値が上がるのかを目で見て確認しています。 数値が完全に見える化されると、不思議なもので、「ここで間食をすると血糖値の山が尖ってしまうな」と意識が働き、自然とお菓子を控えるようになりますね。数値の見える化がもたらすセルフコントロールの効果は本当に面白いなと感じます。
今回は、多くの方が気にされている「糖尿病」や「血糖値コントロール」の本質、そして私たちがいつまでも若々しく健康に生きるための老化予防の核心についてお話しします。

1. 骨折したアスリートの不安と、糖尿病を引き起こす「日常の悪循環」
先日、糖尿病を患いながらもご自身でしっかりと数値をコントロールし、日頃からランニングなどのスポーツを精力的に楽しまれているクライアントが骨折をしてしまいました。 その方が真っ先に心配されたのは、怪我の痛みそのものではなく、「運動ができなくなることで、血糖値が一気に上がってしまうのではないか」という不安だったのです。 体を動かせないと糖の消費が落ちるため、これは避けて通れない事実です。だからこそ、一刻も早く怪我を治して元のトレーニング生活に戻れるよう、多角的なサポートが必要です。
一方で、糖尿病の数値がかなり悪化するまで放置してしまう方もいらっしゃいます。 過去に病院でお会いした深刻なケースでは、血糖値が異常に高いにもかかわらず、本人は全く危機感を持っていませんでした。よく観察してみると、その方は歯がほとんど抜け落ちてしまっていたのです。 歯がないため、咀嚼が必要な肉や野菜を避け、簡単に噛んで飲み込める柔らかい菓子パンばかりを日常的に食べていました。 その結果、さらに血糖値が跳ね上がるという極めて恐ろしい悪循環に陥っていたのです。 このように、病気というのは単なる「数値の乱れ」ではなく、その人の「生活習慣や体の環境そのもの」が形となって現れた結果なのです。

2. 内臓脂肪が物理的に臓器を押し潰す? 膵臓機能低下の意外な真実
血糖値を下げるための唯一のホルモンが、膵臓から分泌される「インスリン」です。 膵臓の機能が低下してインスリンが出なくなったり、効き目が悪くなったりすることで糖尿病は進行します。しかし、その原因は遺伝や体質だけではありません。
膵臓は、体の一番深い中心部に位置するデリケートな臓器です。 そのため、お腹の周りに内臓脂肪(メタボリックシンドローム)が過剰に蓄積すると、その余分な脂肪によって膵臓が物理的にギューッと押し潰されてしまうことがあります。 周囲の物理的な圧迫によって臓器の血流が滞り、インスリンを分泌する能力そのものが物理的に低下してしまうのです。 ただ薬を飲んで数値を下げるだけでなく、姿勢を正し、物理的な圧迫を取り除いて内臓が本来のスペースで伸び伸びと働ける環境を整えてあげることが、根本的なアプローチとしていかに大切であるかが分かります。

3. 150歳まで元気に生きるために絶対防ぐべき「3つの大敵」
医学や抗老化(アンチエイジング)の研究において、人間の体は適切なケアを続ければ、理論上は「150歳」まで生きられる可能性があると言われています。 その若々しさと自立した体を最後まで維持するために、私たちが絶対に防ぎ、ケアし続けなければいけない大敵が次の3つです。
1. 糖化(体が焦げる反応):余分な糖が体内のタンパク質と結びつき、血管や皮膚を硬く劣化させる現象。
2. 酸化(体が錆びる反応):活性酸素によって細胞が傷つき、機能が衰えていく現象。
3. 炎症(体が燻ぶる反応):慢性的な微細な炎症が全身の臓器や関節を蝕み、万病を引き起こす原因。
この「糖化・酸化・炎症」を日々の食事、適切な睡眠、そして神経を刺激する運動によって徹底的に防ぐこと。 これが、単に病気を予防するだけでなく、いつまでも自分の足で軽やかに歩き、人生を謳歌するための究極のコンディショニングなのです。


💡 今日のまとめ
* 血糖値の変動を測定などで「見える化」することは、無意識の行動や食事習慣を健やかに変えるための極めて強力なスイッチになります。
* 糖尿病をはじめとする生活習慣病は、歯の健康状態や、内臓脂肪による膵臓への物理的な圧迫など、全身の構造と習慣が複雑に絡み合った結果です。
* いつまでも若々しい体を維持するためには、日々の生活の中で「糖化(焦げ)」「酸化(錆び)」「炎症(火事)」の3つを徹底的に防ぐトータルケアが不可欠です。


ポッドキャスト更新中

セッションで行うエクサササイズの背景、セッション中ではあまり話していない健康の事、個人的な物の捉え方などをお伝えするおよそ15分のポッドキャスト

*10回に一回(1の付くエピソード)はM3ホリスティック栄養学の話をしています

こうゆう想いでやってますというのをお伝えしています